私は大学時代には生物学を専攻していましたが、大学3年になって将来の進路を意識し始めた頃には、研究職や大学院に進むことに全く魅力を感じないようになっていました。そもそも生物系の学部に入ったのは、将来の仕事を見据えての選択ではなく、単に生物が得意だからという理由だった気がします。まぁ高校生の職業観なんて大抵そんなものでしょう。そればかりか音大に進もう等と血迷ったことを考えて親を困らせたこともありますし、今思えばホントどうしようもない高校生でした(笑)。
そうして将来就きたい仕事を考えたり調べたりしているうちに「ネットワークエンジニア」という職があることを知ったのです。すでにその頃、ネットにのめり込み、LANの配線やインターネットの仕組みについてかなり興味を持っていたので、そんな仕事もいいかなと思いました。しかし技術的には素人に毛の生えた程度で、せいぜいブラインドタッチができて、ちょっとアングラ(死語??)なサイトに出入りしてるくらいのもんでした。
そこでネットワークエンジニアになるにはどうしたらいいのかを考え、実践したことが資格の取得です。資格を取れば就職できるという安直なことではなく、「他学部だけど興味があって独学で勉強してますよ」的なアピールになるかもと考えたのです。あと、当然自分の知識を可能な限り増やし、就職してからに備えるという意味合いもあります。
まずは「IT資格情報提供の部屋(pafu)」に入り浸る等して、どんな資格があって何を取得すべきかを調査しました。その結果とりあえず就活を迎える大学3年冬までに、初級シスアド取得を目標にし、以下のような順でなぎ倒していく計画を立てました。
J検準2級(50)
.comMaster★(70)
初級シスアド(100) ※括弧内はpafuさん予想難易度
きっとJ検なんて、誰も知らないでしょうね~・・・。会社に入った後もJ検を持ってる人なんて見たことないですもん。今この記事を書きながら、久々にJ検のサイトを開いて驚いたのですが、何か試験制度が変わっていて、旧J検準2級はなんと情報活用試験1級に相当するようです。ずぶの素人が数週間で取得できたものを1級にするのはどうかと思わなくもないですが、まぁ私にとっての最初の足がかりだったことは間違いないです。
J検を受験して直ぐに、今度は.comMaster★を受験しました。こっちは結構認知度あるかと思いますが、別名インターネット検定と呼ばれるものです。試験内容は家庭用ブロードバンドルータの接続方法とか、2点間で通信できない理由を選ばせる問題等、結構実践的なので、なにげにうちの新人に取らせてもいいんじゃないかと勝手に思っていたりします。私のコンピュータの基礎を築いたのは間違いなく.comMaster★であると言えますね。毎日図書館へ行ってテキストと問題集開いて机に向かっていた日々を思い出します・・・。
そして最終目的である初級シスアドですね。こちらは言わずと知れた情報処理技術者試験の登竜門ですが、残念なことに今はなくなってしまいました。ITパスポートの前身みたいなものですが、試験範囲とか採点法が結構違うようで別物と言っていいでしょう。データベースの問題とかがあるので結構苦労した覚えがあります。とはいえマークシート方式なので、高度試験に比べればはるかに楽です。
このときって確か受験申し込みをしたものの、バイトしたりパソコンぶっ壊れて奔走したりで満足に勉強できず、普通に受験をあきらめていたんですよ。しかし本番1週間前に考え直して、そっからは家から一歩も出ず「私ってこんなに集中力あったっけ」というくらい直前に詰め込みまくって、何とか合格を拾ったというかなりの無茶苦茶をしたのです。しかし一夜漬けまがいの勉強だったので知識が大して定着せず、私にとってシスアドは就職の足がかり位の価値しかありません。.comMaster★の方がはるかに意味がありました。
大学3年の秋になり、リクナビを使っての就職活動の傍ら、最後の悪あがきとして.comMaster★★に挑戦しました。これは今考えても無謀でした。BINDやsendmail、Apache等サーバプログラムの結構深い知識が必要なのですが、その頃サーバーを触った経験等あるわけがないので、テキストと問題集のみで挑まなくてはなりません。おまけに★★は、マークシートとは言えども所謂「全て選べ」方式なので、消去法が通用しません。結局、知識の曖昧さで失点を重ね、私にとって初の資格試験不合格を記録することとなったのでした。加えて教科書・問題集・試験代ともかなり高いので、二重のショックだったことを覚えています。わざわざ県外まで受験に行って徒労に終わったというのは、何とも情けない限りでした。
というわけで、会社に入るまでに取得した資格は上記の3つだけです。本当は基本情報位は取得しておきたいと思っていたのですが、なんだかんだで受けずに終わってしまいました。中途半端に知識を持っていたおかげで、会社に入った後それはもう苦労しました。それはまたの機会で~