私は2006年から丸4年間、個人的に日経ネットワークを購読しています。就職活動のために日経ビジネスをとっていた時期もありましたが、就職してすぐに打ち切ってしまったので、今現在、定期購読しているのは日経ネットワークのみです。私のネットワーク知識の基礎を築いてくれたのは間違いなくこの雑誌であり、これからネットワークを学ぼうという方には万人にお勧めできる雑誌です。
内容はと言うと、全体的に基本的な内容が多いのですが、偶に何度も読まないと理解できないような難解で読みごたえのある記事が出てきます(私の場合IPsecとかIEEE802.1xとか・・・)。基本的な内容が多いからと言って、ある程度のレベルに達した人には使い物にならないかというと、そんなことはないと思っています。ネットワーク技術者にとって、仮想化やクラウドといった今のトレンドに対応することよりも、基本的な事項を広く深く理解していくことの方が大事だと感じているからです。もちろん仮想化等の最新技術も真っ先に紹介してくれますので、幅広い知識を効率的に収集できます。
ちなみに最近印象に残った記事は、2010年3月号の「トラブルからの脱出」です。この記事は、Linuxとネットワークの知識の殆どないプログラマーの人が、Linuxでメールサーバを構築する羽目になり、うまく立ったと思ったら今度は迷惑メールに四苦八苦するという内容です。「DNSの逆引きができずに受信拒否された」とか「S25Rで業務メールがフィルタされた」とか、私にとって最も好きなテーマでしたので、状況を想像しながら楽しく読ませてもらいました(笑)。
迷惑メール対策に関しては、ある程度以上の企業規模になると、メールサーバ管理者がフィルタリングルールを整備して対応するのは無理があるので、素直に専用サーバを立てるのがよいと思います。S25RやSpamAssassin等の無償の技術を駆使して奮闘するのは技術者として腕が鳴り心躍るシチュエーションではありますが、
・迷惑メール数が万単位になると管理者の負担が途轍もない
・業務メールをロストした時の被害が計り知れない
・次々新しい迷惑メールが生まれるのでエンドレスいたちごっこ
といった理由から極力避けるべきでしょう。私の会社では、業務メール1日約1万通に対して、迷惑メールが7~8万通というとんでもない状況ですが、専用サーバを入れてからは完全に手放し運転で楽々です。しかも判定精度もかなり高いため、メールサーバ管理者の心に安らぎが生まれます^^。と、話がずれてしまいましたが、本日は日経ネットワークについて語ってみました。
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